日本においては、一部の芸能人は除き、「私は美容整形手術を受けました!」と、公然と明言する人は、まだまだ少ないか、めったにいないのではないでしょうか。しかし、欧米、特に北米では、老若男女を問わず、整形手術を受ける人が急増しています。美容と健康、若さに対する執着心、価値観が、非常に高く、また、そのことにかけるお金を惜しまないという、経済的背景も関係していると考えられます。
特に、歯列矯正は大変普及しています。歯列矯正を受けないことを、批判される場合さえあるほどです。欧米では、唇の間から覗く八重歯は、ドラキュラの牙を連想させ、醜い、縁起が悪い、と毛嫌いされているのです。そのため、子供のうちに矯正されることが多いようです。
一方、日本では、八重歯はチャームポイントとさえ言われることもあります。このように、審美感の文化的違いが、影響している面もあります。欧米の場合、美容外科の林立が価格競争を生んでいるため、かなりの低価格で手術が可能なのが現状であり、それは市民にとってはありがたいことです。
同じくアジアの国、韓国では、主に、芸能人の施術の告白が、好意的に受け止められつつあることから、一般人でも、美容整形を受ける人が、急速に増加しつつあります。例えば、わが子の入学祝いに、親が子に美容整形手術を贈る、ということさえあるそうです。とはいえ、これはあくまで一部の富裕層の話であると思われます。
ただ、韓国の美容整形手術は、ブームが先走ってしまっている感もあります。無免許の医師による手術のために、顔が崩壊してしまったという、笑えない話もあります。「扇風機おばさん」が、社会問題となったこともありました。日本でもそうですが、韓国においても、「美人の定義」は、時代によって、流動的なものです。美容整形=欧米美人という傾向を、疑問視する声もあります。本来のアジア系美人を見直す動きを期待する人も、大勢いるのではないでしょうか。
タイの整形医学についてご紹介します。タイの整形医学はアメリカで学んだタイ人の医師が1960年代に持ち込んだことが始まりだと言われています。始めは障害者や事故などで怪我をした患者さんに対して行われていました。しかし、いつの間にか美容整形として広まったようです。最近では気軽に美容整形を行う風潮のある国になってきているようです。
タイの美容整形の技術レベルをみてみると高いそうです。これはもっぱらの評判で、その割に値段が安いため海外から美容整形の手術に来る人が多いということが特徴です。また、タイの美容整形の技術は性転換手術などにも応用されています。毎年、世界中から性転換手術に訪れる男性が後を絶たないそうです。
旅費や滞在費を含めてみてもお釣りが来るそうです。このことがタイの美容整形の最大の魅力なのかもしれません。性転換など外科手術はタイが人気だということがわかりました。タイは世界中から性同一性障害に悩んでいる多くの男性が、性転換手術を受けるために入国していうそうです。日本円に換算してみると120万円前後で、男性が女性に変身する性転換手術を受けることができます。